高校生が見学会に来ました!
2021年7月16日
高大接続事業の一環として見学会を開催
物理工学コースでは「物理学」と「ものづくり」に興味のある学生を広く募集しています!しかし2020年からはオープンキャンパスもオンライン開催となってしまい、最先端の実験装置を駆使した世界で唯一の研究風景をなかなか紹介する機会を設けることができません。
そこで応用自然科学科/物理工学コースでは高大接続事業の一環として個別の高校単位における見学会を7月16日に開催しました!今回は大阪府立大手前高校の2年生を吹田キャンパスの研究室に招待し、私たちの研究内容や実験装置の数々を紹介いたしました。
これからも見学は随時受け入れております!参考までに当時の様子をお伝えさせて頂きますのでゆっくりご覧ください♪
コース長による全体説明
まずは全体説明です。この物理工学コースが目指す「究極のものづくり」や研究内容、数十億円規模の実験装置などについてコース長の荻教授が紹介しました。大学で学ぶ内容や、その先にある研究内容は実は大学ごとに結構違いますからね!学科名やコース名だけではなく、実際の研究内容にまで踏み込むことで、高校までの学習内容との違いや大学生活について具体的なイメージを感じられると思います。
ただの"情報"ではなく、私たちが研究・教育にかける"情熱"まで是非聞きに来てください!
実際の装置や研究室を紹介♪
その後は当コースにある8つの研究室を見学して頂きました。物理学を駆使した究極の物づくりを目指す私たちですが、その得意分野は実に幅広い!プラズマや超音波と言ったどこかで聞き覚えのある技術を駆使した研究や、原子レベルでの表面加工・計測や半導体開発、さらには量子力学に基づいたシミュレーション計算などを教授から学生まで一丸となって解説いたしました。
教授の先生方も自ら紹介!
准教授・助教の先生方も頑張っています。
大学院生の説明の方が分かりやすいかも・・・?(笑)
最後にクリーンルームもご案内
今回は個別の見学会ということで、「究極のものづくり」に欠かせない"世界一キレイな実験室"まで案内しました♪
スマホやPCから自動車に至るまで、現代の生活に欠かせない半導体。それ以外にもロケットや医療用器具といった超精密部品。そういったものの製造の大敵は空気中のホコリです。これを極限まで取り除いた環境がクリーンルームです!
実際の施設を見学して頂きながらその仕組みや凄さについて紹介しました。個別の見学時であれば施設内まで紹介することも出来るので是非ご連絡下さい!