花山天文台 日時 2023年 4月21日(金)
精密工学会関西支部第159回見学会
今回はアマチュア天文家の聖地である花山天文台を見学させて頂きます。花山天文台は1929年に京都大学宇宙物理学教室の附属施設として設置され、日本の天文学を牽引してきましたが、環境悪化(光害や大気状態の悪化)により飛騨天文台ならびに岡山天文台へと主力観測施設の地位を譲りました。現在は「教育施設」として重要な役割を果たしている他、その歴史的価値から“京都を彩る建物や庭園”にも認定されています。天文台には,工作機械に使われている機械要素、設置環境に共通する技術の基本原理が数多く使われおり、きっと精密工学の原点を再認識できるものと期待されます。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
日 時 令和 7 年 1 月 17 日(金)14時00分~16時40分
見 学 先 花山天文台 (京都大学大学院理学研究科付属天文台)
〒607-8471 京都府京都市山科区北花山大峰町17
特別講演
講演題目 「太陽の脅威とスーパーフレア」
講 演 者 同志社大学特別客員教授,京都大学名誉教授(元天文台長)
柴 田 一 成 先生
【要旨】太陽ではときおりフレアと呼ばれる爆発現象が発生し、人工衛星故障、通信障害、停電など、社会に様々な影響を与える。一方、太陽と良く似た星の観測から、スーパーフレアと呼ばれる超巨大爆発の可能性も否定できないことが判明した。太陽でスーパーフレアが発生したら地球社会はどうなるのか? これらの最新の知見を解説する。
定 員 20名
申込締切 令和 6 年 12 月 25 日(水)