株式会社トクピ製作所 日時 2019年 12月11日(水)14:30~
精密工学会関西支部第156回見学会御案内
日 時 2019年 12月11日(水)14:30~17:30
見 学 先 株式会社トクピ製作所
今年5月に元号が平成から令和に代り半年が経とうとしています。平成の時代を振り返るとき,「地球温暖化」に対する国際的な動きはモノづくりに携わる私たちにとっても大きな影響を与えてきました.1997年(平成9年)12月に京都議定書が採択されましたが,温室効果ガスの削減が経済発展の妨げになるとの思惑から米国など大量の温室効果ガスを排出している先進国が受諾に躊躇したため実際に発効したのは2005年2月になりました.日本は先進国の中では欧州諸国とともに地球温暖化に積極的な姿勢を示し,2002年6月には国際連合に受諾書を提出,議定書が発効すると同時に国内での効力も発生させています.そして,政府指導の下で京都議定書の数値目標(2008年~2012年)を辛うじて達成しました.これもモノづくりに携わる者の努力があってこそと言えるでしょう。また,2012年12月に京都議定書の修正案が採択され2013年から2020年の間の数値目標は決まりましたが,受諾国数が効力を発生する必要数に達しないため未だに発効していないのが現状です.スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさん(16)が9月23日、ニューヨークで開かれた国連気候行動サミットに出席し、大人たちが地球温暖化に本気で取り組んでいないと非難したのも理解できます。少なくとも日本のモノづくりは将来の世代に負の遺産を残さない「持続可能な社会」を目指したものであることを願っています。
今回は、地球温暖化防止の観点からドライカットやMQLの実用化が進むなか、「超高圧クーラント」の開発で多くの賞を受賞されている㈱トクピ製作所の見学を企画いたしました。超微細や超高圧など「超」の付く技術は既存技術の延長線上にない新たな現象をもたらすことがしばしばです。加工技術の更なる飛躍を考えておられる方はもちろん、従来の延長線上にない新たな技術開発を模索されている技術者にとっても有意義な知見を与えるものと考えています。多数皆様のご参加を願っています。
日 時 令和元年12月11日(水)14時30分~17時30分
見 学 先 株式会社トクピ製作所
〒581-0854 大阪府八尾市大竹3-167
TEL:072-941-2288 TEL:072-941-5181
内 容
14:30~14:50 挨拶・会社紹介
14:50~15:50 工場見学
15:50~16:00 休 憩
16:00~16:30 講 演
講演テーマ 「刃先冷却と切りくず分断の影響」
講演者 トクピ製作所 営業部 課長 関 本 昌 利 氏
16:30~17:00
講演テーマ 「生産性の鍵、加工点ひとつの見直しから」
講演者 KAIZEN徳永塾 徳 永 秀 夫 氏
17:00~17:30 質疑応答
17:30 閉 会
定 員 25名
申込締切 令和元年11月29日(金)
申込方法 E-mailにて「第156回見学会申込み」と題記し、氏名・勤務先・部署・役職
連絡先住所・電話番号、会員資格・会員番号、E-mailを明記の上、
当支部宛お申し込み下さい。
(申込書を掲載していますのでご利用ください。)
備 考 申し込み頂いた方には、集合場所等を折返し連絡いたします。
Email : jspe_kansai